写植家 伊藤義博、版画家 田中彰、紙工家 名手宏之
3者が光と影をテーマに作品を展示します。
「写植」とは「写真植字」の略で、写真の印刷技術で文字を表記する方法です。ここ数年、活版印刷が古き良き印刷方法として、一部の人には盛り上がっているようです。
その金属の文字(活字)の組合せで印字する「活版印刷」とコンピューターのフォント文字のあいだで栄えた印字技術が「写植」です。
写植家 伊藤氏は最盛期オペレーターとして活躍し、バブル時代の主要な印刷物を手がけた人物。輝かしい写植時代に戻ることはできないが、写植体験、アート表現をとおして写植を知ってもらう活動をしている日本唯一の人です。
会期:2014年9月15日(月)〜20日(土)
12:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
会場:表参道画廊+MUSÉE F